こんにちは。
我が家の庭に芝生を張りましたという記事を以前にアップしています。
続きを書こうと思いつつ、それから随分と時間が経ってしまいました(汗)
本日の内容は、芝刈りについて我が家の実例紹介です。
芝生の景観を維持するには、芝刈りは定期的に行わなければならない作業です。
高麗芝などの日本芝の場合、旺盛な成長を見せるのは暖かい時期だけなので、芝刈りは初夏~秋口の作業になります。
以前の記事でも紹介しましたが、我が家ではTM9という品種の芝生を張っています。
芝刈り回数が少なく、手間がかからないという触れ込みの品種ですが、実際にはどうでしょうか。
ご覧下さい。
TM9の芝刈り前の様子(前回芝刈りから3週間、夏の終わり)
まずは、芝刈り前の状態です。
写真の撮影日は2019年9月8日で、前回の芝刈りが8月24日でしたので、約3週間経っています。
芝刈り前の芝生の様子です↓
少し寄ってみるとこんな感じです↓
普通の高麗芝などの場合には、夏の間は毎週芝刈りをしないとすぐ伸びてしまうという話もありますが、TM9はやはり丈はそんなに伸びないようです。
ややもっさり感はあるかもしれませんが、ぶっちゃけた話、このままでもしばらくは景観的には特に問題はないかもしれません。
メジャーを当ててみると、場所にもよりますが、短いところで40~50mm、長いところでもせいぜい100mmといったところでしょうか。
ちなみに前回は30mmで刈りました。
TM9の芝刈り後の様子
さて、芝刈りをやっていきます。
芝刈りの目的は「景観の維持」ですが、芝を刈ることでなぜこれが可能になるかというと、
- 刈り込むことで密度が高くなる(芝の性質として、背丈で日光の吸収量を稼げない分、密度を上げるそうです)。
- 草丈がそろうので綺麗に見える。
といったことが理由となっています。
刈り込む高さは、芝の草丈を2/3にするぐらいの高さが良いとされています。
長くなってしまった場合には、数回に分けて段階的に短くして行くと良いそうです。
急に短くしすぎると、「軸刈り」と言って芝の茎の部分を切ってしまって、芝が枯れてしまう原因になります。
前回は30mmで刈っていますので、今回も同じく30mmで刈っていきます。
ちなみに、芝刈り機はマキタの電動芝刈り機を購入しました。
電動は楽そうでしたし、際(きわ)まで刈れるということだったのでこれにしました。確かに塀ギリギリまで刈れますが、際の仕上げ用に芝刈りバサミを後日買ってしまいました(汗)
ただ、この電動タイプは一度に刈れる範囲が狭いので、広い庭だとちょっとしんどいかもしれません(電源コードにも限界あり)。広いお庭には、手押し車タイプのこういうのが良いと思います。
ちょっと話がそれましたが、ここから芝刈り後の写真です。
けっこうスッキリしているのがわかると思います。
一応30mmで刈っていますが、芝が寝ている場所だと20mmくらいに見えますね。
全体像はこんな感じです↓
うーむ、引いて見ると、全体像は芝刈り前とそんなに変わらないかもしれません。景観を維持しやすいということで、それはそれで良いことなんですけどね笑
軸刈りに気をつけましょう
実は芝刈り作業をしている間に、気付かないうちに刈り高設定が20mmになってしまい、一部エリアは軸刈りになってしまったと思われます(涙)
もともと密度の低い場所ではありましたが、地面も見えているし、地面に近いところにある芝の枯葉も見えてしまっています↓
さらに拡大すると、芝が茎部分から切られてしまっているのがわかります↓
この部分は多少回復したんだかどうだかよくわからないうちに涼しくなってきて、芝も伸びなくなってしまいました。
来年暖かくなってから、どれくらい密度が上がって回復してくれるかが勝負ですね。
まとめ
TM9は草丈が短い品種で、年2回(春と秋)の芝刈りでも大丈夫だと言われています。
印象としては、確かに生育は遅く、芝刈り回数は少なくて済みそうです。
今回は3週間の間隔を空けて芝刈りをしてみましたが、引いて見た時の見た目では、「芝刈りできれいになったね!」という印象はないかもしれません。
ですが、芝生の密度を維持するという点も考えると、高麗芝などの一般的な日本芝のように毎週芝刈りをする必要はないかもしれませんが、3~4週間に1回くらいは芝刈りをして、少し短め(20mm~30mm)に維持したいかなと個人的には思いました。
芝刈りをすると、刈った芝の葉の一部がどうしても芝生に落ちて残ってしまいます(大部分は芝刈り機に回収されますが)。これが「サッチ(芝の枯葉)」として堆積すると、芝生に悪影響を及ぼす可能性が出てきます。この問題についても記事にしましたので、合わせてご覧下さい。
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