春菊が出芽し、ある程度大きくなってくると「間引き」の作業が必要になってきます。間引きで収穫した間引き菜も、立派に春菊の香りと味がするので美味しく頂けます。
種まきについては前回記事をアップしましたので、参考までにこちらもご覧下さい。
間引きを行う目的
間引きの目的は、より成長の良い株を残すことです。つまり、よく育っている個体を選抜していくことになります。
1回目の間引き菜収穫(種まき後約1ヶ月半)
種まき後、約1ヶ月半の時期に、1回目の間引きを行いました(2019年9月14日に種まき、10月27日に1回目の間引き)。
間引き前の春菊の写真です↓
春菊の芽をどアップにするとこんな感じです。
春菊の1本ごとに成長度合いも違いますが、遅いものはまだ双葉、大きいものは本葉が数枚出ています。
一応、最終的な目標は株間10cmなのですが、条まきでけっこうたくさん種を蒔いたので本数も多く、とりあえず半分くらいに本数を絞ることを目標に間引きました。なるべく大きい株を残し、全体的に本数の偏りが出ない出ないようにバランス良く間引いていきます。
間引き後のプランターはこんな様子になりました↓
こちらは間引き菜の写真です↓
上で書いたように、小さい芽は双葉の状態、成長の早いものは本葉が数枚出てきています。
間引きの際に根を土の中に残したくなかったので、ハサミで切るのではなく、根っこごと引き抜いています。間引き菜は食べるつもりだったので、バケツに水を張ってその中に回収しました↓
水でキレイに洗って、キッチンペーパーに乗せた間引き菜です↓
写真をよく見るとわかりますが、根っこがなくなっています。実は、水で洗う際に1本1本根っこを指でつまんで、根を取り除いてあります(案外、手間がかかりました)。
この間引き菜は、お味噌汁に入れて頂きました。まだ小さいのに、立派に春菊の味と香りがして、美味しかったですよ。
また、次回の記事にまとめたいと思いますが、この日間引き後に肥料をあげています(追肥;ついひ)。追肥は3週間から1ヶ月に1回くらいのペースで行います。
2回目の間引き菜収穫(種まき後約2ヶ月半)
1回目の間引きからさらに1ヶ月後に、2回目の間引きを行い、最終的な株間10cmの状態にしました(2019年11月30日)。
まず間引き前の様子です。春菊も少し大きくなりました↓
実は日当たりが少し悪いかなと思って、最初の写真とはプランターの置き場所を変えています(この場所もその後、午後の日当たりが悪いことが発覚し、元の場所に戻したのですが)。
間引き菜を回収し、株間をおおよそ10cmにしました。各点株1本ずつになっています↓
プランター正面から撮影した写真↓
間引き後、今回も追肥をしてあります。
今回の間引き菜はこんな感じです。前回より少し大きくなっています↓
収穫量はこれぐらいです。まあまあ収穫できています↓
お鍋の具材として美味しく頂きました(笑)
まとめ
全ての株が順調に成長するわけではないので、少し多めに種を蒔いて、間引くことで大きな株を選抜してく必要があります。
また、間引くことで「間引き菜」を収穫でき、しかも立派に春菊として美味しく頂けるので、それも楽しみになります。
楽しく春菊を育てていきましょう。
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